目的地、仙台。


今回の旅の最後の移動。

目的の先でさらなる目的が生まれる。

名刺に書いてある住所の場所に「帰る」というだけのこと。


今朝は朝5時に起きて、釧路から電車で新千歳空港~羽田空港から品川へ行き、友人の結婚式へ行きました。

四年前、仙台で同じ音楽教室で働いていたジャズギタリストの山田君の結婚式。
彼はジャズギター科の講師で僕はクラシックギター科の講師だった。

彼は自分の腕を磨く為に四年前に東京へ行った。

共に仙台にいた頃、ジャンルは違えどギターを弾いて色んな話しをしていた。何度かコンサートも一緒にやったし、彼が東京に行った後も飲んだりしていた。


食えない時代を一緒に歩んだ仲間が結婚をする。これは単に知り合いが結婚する、ということとは意味が違う。

そりゃ、釧路からでもなんでも駆け付けるさ。

今までの10年間で東京に音楽の道を目指して出て行った人は何人もいるけど、自分の道を貫いて来た人はほとんどいない。

山田君の結婚。
僕は本当にほんとうに嬉しいよ。


山田君もすごく泣いていたけど、僕も泣いた。

とってもあたたかな空気に満ちた素敵な結婚式でした。

山田君、おめでとう!!



さて、この23日を振り返ってみる。

まず、仙台から鳥取へ。 松岡さんが主催してくださったエスプリのコンサート。みんなで蟹を食べたりもしたけど、エスプリとして初の県外での演奏が出来たことが嬉しい。松岡さんとの話しも。 ライブハウスで、ギタリストの松本さんとの出会いもあった。

鳥取から君津~
「人生のパズルの忘れていたピースを思い出す」
若しくは
「繋がっていなかった線がある一言によって繋がって、線が面になる」
そんな感じ。

君津~東京

初日は千駄ヶ谷のバンドネオンの渡辺さんの働く事務所に泊めてもらった。ピアソラの練習をして、夜は銭湯に行き。

次の日は、これから新しく始まる仕事の方々との打ち合わせ。そのあとは浅草寺に行って、夕陽がきれいだったことを覚えている。
夜はデビットラッセルのコンサート。

この日から二週間の四ツ谷の下宿での生活の始まり。

11日からオーケストラとの練習が始まって……。
今でもメリーウィドーの台詞やフレーズが頭を駆け巡っている。

友達とご飯を食べに行ったり、芝居を観たり、ブルーノートに行ったり。
弘和先生にもお会い出来たし、様々な音楽家と会うことが出来た。

飲み過ぎて、電車で帰れなくなったこともあったっけ。

毎日通ったドトールから見える銀杏の木々の色が、二週間でずいぶん変わってた。

東京~札幌

渡辺淳一文学館でエスプリのコンサート。
会場は満員のお客様に来ていただいて、ありがたかったです。
もうなんと言っていいのやら、感謝です。
打ち上げでは美味しいお酒を飲み、素晴らしい方々との幸せな時間。

その後、聴いてもらえなかったスタッフの方々に演奏したりして。

札幌~釧路

釧路での二回目のソロコンサート。
二回目ということは再会がある。
この日も素晴らしい出会いがあった。
釧路まで行かなくてはならない意味があったんだなぁって思った。

そして、釧路~東京~仙台。


すべての真髄はここに書いていない所にあるのだけれど、それらは到底言葉にはできないけど、演奏に反映させて行きたいと思う。


家に帰る。

干し柿はおいしく出来てるだろうか。