今日は相馬市の松川浦に行き、海苔網の撤去作業をしてきました。

海苔網とは、竹と網で海苔を養殖するのに使うもの。

津波でその海苔網が海岸沿いの民家に押し寄せて巻き付いてしまっているので、それを撤去するお手伝い。

網を鎌やハサミで少しずつ切りながらばらしていくのだけど、それはそれは尋常じゃなく絡まっていて重く、腐った魚や色んなものが挟まっているから異臭を放っている。

かつての松川浦は美しい景色だった。
僕が演奏などで協力させてもらっているフー太郎の森基金の本部がこの土地にあるから何度も訪れているし、何年か前には海で泳いだこともあった。

記憶の町が姿を変えているのを見るのはやはりとても辛い。
でも外から来た人間は、考えるより、先ず「体を動かせ」なのだ。


とてもとても地道な作業。

海苔網が押し寄せた家はそのお陰で船の衝突は免れたらしいです。

確かに隣の家には船が寄り掛かっていたりしてました。

海に浮かんでいるとあんまり感じないけど、民家と比べると船って大きいんだなって思った。


とにかく、体力の限界までやりました。


その後は、避難所へ届ける夕食作り。
今日の炊き出しメニューは肉じゃがと大根サラダ。70人分。

大根をひたすら切った。

※千切りだいぶ上手くなりました。


避難所に持って行って、「美味しかったよ~」なんて言ってもらえて嬉しかった。



渋滞を起こさないように日の出の前から移動し、明るいうちは体を動かして働き、暗くなったらやめる。
シンプルにご飯が美味しくてありがたい。

そして余計なことが考えられないくらい眠い。



ただ、あの臭いが鼻の奥に残ってるなぁ。